Q.でん票くんでは、ドロワー(釣り銭箱)と接続し、「開」操作できますか?
A.プリンターとドロワーを専用線で接続し、タブレットで操作します。
上の写真は、プリンターの背面です。
中央の接続口に、ドロワーに付属されている専用線の端子を接続すれば、利用可能です。
操作は、タブレットで行います。
(モバイルのトップページに「ドロワー開」ボタンがあります。)
Q.顧客管理、予約管理もできれば嬉しいです。対応の予定はありますか?
A.顧客管理、予約管理、勤怠管理などの飲食店業務に付帯する機能のリリース予定はありません。
飲食店の業務において、顧客管理や予約管理、そしてスタッフの勤怠管理が重要であることは理解しておりますが、でん票くんは以下の理由からこれらの追加機能を開発、リリースする予定はありません。
・個人情報を取り扱うことになるため、私達も、そして利用されるユーザー様にもリスクが高まるため。
・安価で高品質なサービスを提供し続けるため、レジやオーダリングシステム機能に集中したい。
・顧客管理、予約管理、勤怠管理システムはそれぞれ、実用性の高い優れたサービスを提供されている事業者様がすでにあるため。
でん票くんが、これらのサービスを新たに開発してサービスを提供することはありませんが、これらのサービスを提供される事業者様と連携することは柔軟に対応してまいりたいと考えております。
Q.注文受付画面が1画面で完結すると聞きました。なぜですか?
A.できるだけシンプルな画面構成で世代を問わず誰でもが直感的に操作できるように考えています。
注文を受ける際に、最も早い方法は「紙に手書きする」ことです。残念ながら業務用の端末でも、アプリのオーダーエントリーシステムでも、オーダーの入力において、紙よりも早い方法はありません。(暗記を除く。)
WEBレジのでん票くんは、一般的なユーザーが使い慣れたウエブ画面の見やすさと操作のしやすさを第一に考えて、画面の構成と画面遷移を設計して開発してきました。
例えば、注文受付画面は、トップ画面から「新規注文」を押すと表示され、1ページでテーブルの指定、人数や属性の指定、全カテゴリーの表示、各カテゴリー毎のメニューの表示、メニューの上に表示された+ボタンを押せば、注文が入る操作、そして一番下に「確認」ボタンがあるだけです。(確認ボタンを押すと、入力したオーダーの確認が表示され、さらに「確定」を押すと注文内容がプリンターから出力されます。)
急いてるお客様も多い注文受付時に、異なるカテゴリーのメニューを入力したり、数量を入力するために慣れないスワイプで指を横に振ったりする必要はありませんし、もちろん画面が右や左に切り替わったりすることもありません。
1つの画面だけで、オーダーの入力すべてを完結することができます。
使い慣れたWEBの良さを大切に、できるだけシンプルに。
現場で働くユーザー様の世代を問わずにご支持いただけるよう、迷わずに使いこなせるような操作感を追求しています。
Q.プリンターで使用するロール紙は汎用品ですか?
A.もちろん汎用品です。どこでもお求めいただけます。
意外とこの質問が多いので、驚いております。POSメーカー様の一部は、独自規格のロール紙を使われているのか、特定の商流からしかロール紙を購入することができないことがあり、比較的高価で手間もかかるそうです。
でん票くんで使用するプリンターはスター精密製の高性能プリンターです。安価すぎるロール紙は、プリンターの寿命を縮めたり、故障の原因となるため推奨しておりませんが、ロール紙自体は汎用品のため、アスクルやその他の商流からお求めいただけます。価格は1巻あたり200円〜300円程度のようです。
お求めの際には、「幅80mm×φ80」のロール紙をご指定ください。
Q.モバイルwifiルーターで使用できますか?
A.可能ですが、お薦めしておりません。
各キャリアが提供しているモバイルwifiルーターの進化には目を見張るものがありますが、でん票くんでは固定の高速インターネット回線に接続された無線LANの環境を推奨しております。
理由としては、まず安定感です。
スピードと途切れない常時接続の安定感において、モバイルwifiルーターでの接続よりも固定のインターネット回線のほうが優れています。
また、プリンターとの接続のためのネットワーク環境としても、固定のインターネット回線と無線LANルーターをつなげて利用されるほうが簡単で安定した環境を用意することができます。
例えば短時間での屋外の販売などについては、モバイルwifiルーターでもご利用いただけますが、お店での常用をお考えの場合には、モバイルwifiルーターはお薦めできません。
Q.時間制限でドリンクなどを割り引くハッピーアワー設定できますか?
A.既存機能で対応します。
最近「ありません。」「できません。」という回答が多いので、表現を変えてみました。(汗)
居酒屋さんやカフェバーなどで夕方早い時間にドリンク類を通常よりも安く提供する「HAPPY HOUR」。
例えば通常600円の生ビールが、「HAPPY HOUR」の時間帯は、400円になったりします。
お客さんの立場としては、とても嬉しい提案ですね。
さて、本題に戻ります。
でん票くんは、商品マスターで商品の単価、原価、販売数などを管理、集計、蓄積しております。
同一の商品の価格が一日の中で頻繁に変更するのは、データーベースで管理する上でも、好ましくありません。
よって、例えば、HAPPY HOURというカテゴリーを用意し、その中に、対象となる商品をHAPPY HOUR価格で登録して、運用をしていただければと思います。
そうすることで、日報では、当日通常の生ビールが◎杯売れて、HAPPY HOURの生ビールが□杯売れたということも一見で知ることができます。
Q.アプリ版のリリースの予定はありますか?
A.ありません。
WEBレジ(クラウド型POSレジ)であるでん票くんはブラウザ(ChromeやSafariなど)を介してご利用いただくWEBサービスです。
アプリにはアプリの良さが存在するのは事実です。しかし私たちは過去から現在にかけての流れの中で、多くの業務系サービスがローカルなサーバーやPCにインストールされ運用されてきたスタンドアロン版からサーバー(クラウド)型への変化していることを直視しています。
今後はレジ機能もローカルの端末に依存するソフトウエアやアプリケーションではなく、サーバーで処理、蓄積するWEBサービスが主流になると考えております。(端末の進化、ネット環境の進化に合わせてですが。)
でん票くんが将来にわたりアプリ版をリリースしない確約はありませんが、あったとしてもそれは、でん票くんを操作するためのものであるとは考えておりません。
Q.個別会計に対応していますか?
A.個別会計には対応しておりません。
サービス開始当初より、「個別会計」のご要望は頂戴しておりますが、現在でん票くんは個別会計に対応しておりません。
理由といたしまして、でん票くんは世代を問わない現場のユーザー様を考えまして、シンプルな操作感、画面遷移を志向しております。
「個別会計」を実装するためには、複雑な画面の構成、画面遷移が必要となり、直感的な操作感を犠牲にしてしまうと考えております。
また、でん票くんはWEBレジ(クラウド型POSレジ)のため、都度サーバーとのセッションが必要となり、サーバーの負担が高まる機能については慎重に考えております。
例えば、一度領収済みにして、レシートを印字させ、アナログではありますが、それぞれのお客様毎にお支払いの金額を確認するなどし、未回収がないように対応をお願いしております。
もちろん、機能として付加することは可能なのですが、それにより操作が複雑になったり、サーバーに負担がかかりなどして全体としてサービスの質の低下に繋がる可能性があるため、現時点では「個別会計」には対応しない予定です。
Q.100品目程度のメニューの登録と初期設定に必要な時間はどれくらいですか?
A.初めての方でも3時間程度で完了すると思います。
初期設定には、レシートに印刷する基本情報(10分程度)、プリンターの設定(10分程度)、その他お店の席の登録(10分程度)あれば完了致します。
メニューの登録につきましても、100品目程度であれば、多少のオプション設定があっても、1時間半程度で完了するかと思います。
最初に簡単なマニュアルを読んでいただく時間を30分としても、合計で3時間もあれば十分に初期設定が完了し、使いはじめることが可能です。
もちろん、初期設定につきましては、でん票くん側でもしっかりとサポートさせていただきますので、ご安心ください。
Q.レシートや領収書の発行以外に何かできますか?
A.でん票くんでは、1台のプリンターで「レシート」「領収書」「注文伝票(2種)」「テーブル伝票」を印刷できます。
でん票くんでは、ウエブプリント対応のスター精密製のプリンターを採用しております。
このプリンター1台で、以下の4種類の伝票印刷に対応しております。
1.レシート
一般的なレシートです。お店のロゴを印字することも可能です。
フリーメッセージを入力できますので、例えば「アルバイト募集中」ですとか「次回来店時5%割引」などと印刷することができます。
2.領収書
任意で領収書の印刷が可能です。会計終了時に「領収書発行」ボタンを押してください。
3.注文伝票(2種類)
Aまとめ伝票:一度に確定した注文すべてを1枚にまとめて伝票として印刷。Bに比較すると紙を節約できます。
4.テーブル伝票
お客様のテーブルにお持ちする注文明細伝票です。ファミリーレストランなどでよく利用されている伝票で、「ご注文のお品はすべてお揃いでしょうか?」という台詞とともにテーブルに置かれる伝票です。こちらの伝票には、注文明細とお支払いに必要な小計、消費税額、合計金額も明記されています。
1〜4のすべての伝票を1台のプリンターから印刷されることができますが、また不要な伝票は印刷しないこともできます。
また2台以上のプリンターを接続する場合は、プリンター毎に出力する内容を振り分けることも可能です。
詳細につきましてはお問い合わせください。