Q.大盛りや焼酎の飲み方など、オプションの指定にコツはありますか?
A.高頻度に注文が入るものは、オプション指定ではなく、商品として登録することをお薦めします。
上の画像を見てください。(クリックすると拡大します)
上も、下も同じ「カレーもつ煮込」の大盛りの注文です。
この注文伝票がプリンターから印刷されると、厨房では、
カレーもつ煮込みの大盛りを一皿、調理しはじめます。
上(以下、A)は、「カレーもつ煮込 大盛り」というメニューで登録したものです。
下(以下、B)は、「カレーもつ煮込み」というメニューに、オプションで「大盛」指定したものです。
厨房での調理と会計での金額に違いがないので、
どちらの方法で大盛りなどの対応をしても問題はありませんが、
3つの点で違いがあります。
1. Aは、印刷に必要な紙の量が少ないです。
2. 注文を受ける時の操作が、Aの場合は+ボタンを押せば注文が入りますが、Bの場合は+ボタンを押し、さらにオプションのプルダウンで指定が必要です。例えば、ラーメン店で想像してみてください。食べ盛りの男性の6人組が来た時などは、「ラーメン」の+ボタンを6回クリックし、さらにそれぞれのオプションをプルダウンから「大盛り」を指定するのは、大変です。
3. Aは、日報において「カレーもつ煮込 大盛り」が何杯売れたかすぐにわかりますが、Bの場合は、「カレーもつ煮込み」が何倍売れたかはわかりますが、「カレーもつ煮込み」の「大盛り」が何倍売れたかわかりません。(※大盛りを他のメニューでもオプション指定している場合。大盛りがいくつ売れたかはわかります。)
なかなか、説明が難しいのですが、ご理解いただけましたでしょうか。
でん票くんといたしましては、高頻度に注文が入る商品の場合は、注文時の使い勝手、紙の消費量の抑制、日報での集計のわかりやすさから、オプション設定で対応するよりもメニューととして登録したほうが良いと考えております。
一方で、焼酎の飲み方の様に、「ロック」「水割り」「お湯割り」「ストレート」など1つの商品に4つの選択肢があるような場合は、すべての焼酎の銘柄ごとに
魔王 ロック
魔王 水割り
魔王 お湯割り
魔王 ストレート
と個別に商品登録するよりも、
魔王に「ロック」「水割り」「お湯割り」「ストレート」を選択必須としてオプションとして設定したほうが良いと思います。